東出昌大さんは
はじめモデルとして活躍し、
映画「桐島、部活やめるってよ」
で俳優デビュー。
同作で日本アカデミー賞
新人俳優賞を受賞。
以降も多数の映画、
ドラマに出演しています。
そこで今回は
東出昌大さんの
主演映画に
スポットを当てて
そのそれぞれを
紹介することにしました。
目次
「クローズEXPLODE」
累計発行部数7500万部を超える
高橋ヒロシの伝説的人気コミックを
実写映画化した
「クローズZERO」シリーズの続編。
メインキャストは
前作から一新して、
東出昌大さん、
早乙女太一、
勝地涼、
KENZO、
ELLY、
岩田剛典、
永山絢斗、
柳楽優弥
といった若手人気俳優が集結。
「クローズZERO II」
から1カ月後の
鈴蘭高校を舞台に、
クローズ史上最凶の
戦国時代が幕を開ける!
「アオハライド」
別冊マーガレットに連載中の
コミックを
東出昌大さん、
本田翼さんらが出演し映画化、
青春ラブストーリー。
一度離れ離れになった男女が
高校生になって再会、
思いを再燃させて描く恋愛ストーリー。
「デスノート」
名前を書いた人間を
死なせる事ができる
死神のノート
“デスノート”を巡って、
人々の思惑が交錯するさまを描き、
アニメ、舞台などにもなった
人気コミック「デスノート」。
同作の実写映画版の
続編となるサスペンス。
キラとLとの対決から
10年後を舞台に、
6冊のデスノートを手に入れよう
とする人々による
壮絶な頭脳戦が繰り広げられる。
「OVER DRIVE」
『海猿』シリーズなど
数々のヒット作を手がける
羽住英一郎監督が、
公道を全開走行で駆け抜ける
自動車競技、
ラリーをテーマにした
カーアクション。
WRC(世界ラリー選手権)を目指し、
国内トップカテゴリーである
SCRSでしのぎを削る
天才ドライバーと
メカニックの兄の奮闘を描く。
ドライバーを新田真剣佑、
その兄を東出昌大さんが演じる。
「寝ても覚めても」
芥川賞作家・柴崎友香の小説を
東出昌大さん主演で
映画化したラブストーリー。
顔がそっくりな2人の男と
1人の女との愛の行方がつづられます。
『ハッピーアワー』
が国内外の映画祭で評価された
濱口竜介の商業映画デビュー作で、
第71回カンヌ国際映画祭
コンペティション部門
に選出されました。
ヒロインの朝子を演じるのは
モデル出身の唐田えりかさん。
「ブルー/BLUE」
「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔が
ボクシングを題材にした
オリジナル脚本を映画化。
どんなに努力しても
試合では負け続きの瓜田と、
日本チャンピオン目前で、
瓜田の初恋の人・千佳との
結婚も控えた後輩・小川。
瓜田は小川を羨むも、
ひたむきに努力し続けるが……。
出演は、
「聖の青春」の松山ケンイチさん、
「ザ・ファブル」シリーズの木村文乃さん、
「コンフィデンスマンJP」シリーズの
東出昌大さん、
「記憶の技法」の柄本時生さん。
「草の響き」
「そこのみにて光輝く」
「きみの鳥はうたえる」
などの原作で知られる
夭逝の作家・佐藤泰志
の同名小説を、
「寝ても覚めても」の
東出昌大さん主演で映画化。
心のバランスを崩し、
妻と一緒に故郷・函館へ戻ってきた
工藤和雄。
精神科の医師に勧められ、
治療のために街を走り始めた彼は、
雨の日も真夏の日も
ひたすら同じ道を走り続ける。
その繰り返しの中で、
和雄は徐々に心の平穏を
取り戻していく。
やがて彼は、
路上で知り合った若者たちと
不思議な交流を持つようになるが……。
慣れない土地で
不安にさいなまれながらも
和雄を理解しようとする
妻・純子役に「マイ・ダディ」の
奈緒さん。
「ボクたちはみんな大人になれなかった」
「ボクたちはみんな大人になれなかった」
の映画化。
1995年、
ボクは彼女と出会い、
生まれて初めて頑張りたいと思った。
彼女の言葉に支えられ、
がむしゃらに働くボクだったが、
1999年、
彼女はさよならも言わずに去ってしまう。
ボクは志していた小説家にはなれず、
ズルズルとテレビ業界の片隅で
働き続ける。
2020年、
社会と折り合いをつけながら
生きてきた46歳のボクは、
いくつかの再会をきっかけに
“あの頃”を思い出す。
主人公を森山未來、
ヒロインを伊藤沙莉が演じ、
大島優子、東出昌大さんが共演。
「コンフィデンスマンJP 英雄編」
長澤まさみさん、
東出昌大さん、
小日向文世さんが共演した
人気テレビドラマ
「コンフィデンスマンJP」
の劇場版第3作。
かつて悪しき富豪たちから
美術品を騙し取り、
貧しい人々に分け与えた
「ツチノコ」
という名の英雄がいた。
それ以来、
当代随一の腕を持つ
コンフィデンスマン
が受け継いできた
「ツチノコ」の称号をかけ、
ダー子、ボクちゃん、
リチャードの3人が
ついに激突することに。
地中海に浮かぶマルタ島の首都で、
街全体が世界遺産に登録されている
バレッタへやって来た彼らは、
マフィアが所有する
幻の古代ギリシャ彫刻
「踊るビーナス」を手に入れるべく、
それぞれの方法でターゲットに接近。
そんな彼らに、
警察やインターポールの
捜査の手が迫る。
「天上の花」
萩原朔太郎の娘・
萩原葉子の小説
「天上の花 三好達治抄」
を映画化した文芸映画。
萩原朔太郎を師と仰ぐ青年・
三好達治は、
朔太郎の末妹・
慶子に思いを寄せるが
拒絶されてしまう。
十数年後、
慶子が夫と死別したことを知った三好は、
妻子と離縁して彼女と結婚。
太平洋戦争の真っただ中、
三好と慶子は越前三国で
ひっそりと新婚生活を送り始めるが、
潔癖な人生観を持つ三好は、
奔放な慶子に対する
一途な愛と憎しみを
制御できなくなっていく。
東出昌大さんが三好達治、
入山法子さんが萩原慶子、
吹越満さんが萩原朔太郎、
漫画家の浦沢直樹さんが
詩人・佐藤春夫を演じ、
原作者・萩原葉子の
息子である萩原朔美さんも出演します。
「とべない風船」
豪雨災害からの
復興が進む瀬戸内海の島を舞台に、
それぞれ心に傷を抱える
男女の不器用ながらも
優しい交流をつづった
ヒューマンドラマ。
2018年7月に発生した
西日本豪雨による
土砂災害を題材に、
被災地出身で
CMディレクターとして活躍する
宮川博至監督が
長編初メガホンをとった。
陽光あふれる
瀬戸内海の小さな島。
数年前に豪雨災害で
妻子を亡くした
孤独な漁師・憲二は、
疎遠だった父に会うため
島へやって来た凛子
という女性と出会う。
彼女は教師の仕事で
挫折したことをきっかけに、
自身が進むべき道を見失っていた。
互いに心を閉ざしていた
憲二と凛子だったが、
島の人々に見守られながら
少しずつ親交を深めていく。
「コンフィデンスマンJP」
シリーズの東出昌大さんが憲二、
「ドライブ・マイ・カー」
の三浦透子さんが凛子を演じます。
「Winny」
ファイル共有ソフト
「Winny」の開発者が逮捕され、
著作権法違反ほう助の罪に
問われた裁判で無罪を勝ち取った
一連の事件を、東出昌大さん主演、
「ぜんぶ、ボクのせい」
の松本優作監督のメガホンで映画化。
2002年、
データのやりとりが
簡単にできるファイル共有ソフト
「Winny」を開発した金子勇は、
その試用版を
インターネットの巨大掲示板
「2ちゃんねる」に公開する。
公開後、
瞬く間にシェアを伸ばすが、
その裏では大量の映画やゲーム、
音楽などが違法アップロードされ、
次第に社会問題へ発展していく。
違法コピーした者たちが
逮捕される中
開発者の金子も
著作権法違反ほう助の容疑で
2004年に逮捕されてしまう。
金子の弁護を引き受けることとなった
弁護士・壇俊光は、
金子と共に警察の逮捕の不当性を
裁判で主張するが、
第一審では有罪判決を下されてしまい……。
金子役を東出昌大さんが演じます。
「福田村事件」
「A」「A2」
「i 新聞記者ドキュメント」など、
数々の社会派ドキュメンタリー作品を
手がけてきた森達也が
自身初の劇映画作品として、
関東大震災直後の混乱の中で
実際に起こった
虐殺事件・福田村事件を
題材にメガホンを取ったドラマ。
1923年、
澤田智一は教師をしていた
日本統治下の京城(現・ソウル)を離れ、
妻の静子とともに
故郷の千葉県福田村に帰ってくる。
澤田は日本軍が朝鮮で犯した
虐殺事件の目撃者であったが、
静子にもその事実を隠していた。
その年の9月1日、
関東地方を大地震が襲う。
多くの人びとが大混乱となり、
流言飛語が飛び交う9月6日、
香川から関東へやってきた
沼部新助率いる
行商団15名は
次の地に向かうために
利根川の渡し場に向かう。
沼部と渡し守の小さな口論に
端を発した行き違いにより、
興奮した村民の集団心理に火がつき、
後に歴史に葬られる
大虐殺が起こってしまう。
澤田夫妻役を
井浦新さん、田中麗奈さんが
演じるほか、
永山瑛太さん、
東出昌大さん、
柄本明さんらが出演します。
「コーポ・ア・コーポ」
コミックサイト
「COMIC MeDu」連載の
岩浪れんじによる漫画
「コーポ・ア・コーポ」
を実写映画化し、
安アパートの
訳あり住人たちと
彼らを取り巻く
人間模様をつづった群像劇。
大阪の下町にある
安アパート「コーポ」には、
家族のしがらみから
逃げてきたフリーターの辰巳ユリ、
複雑な過去を背負い
女性に貢がせて
生計を立てている中条紘、
女性への愛情表現が不器用な
日雇い労働者の石田鉄平、
人当たりは良いが
部屋で怪しげな商売を営んでいる
初老の宮地友三ら、
さまざまな事情を抱える
人たちが暮らしている。
ある日、同じくコーポの住人である
山口が首を吊って死んでいるのを
宮地が発見する。
似たような境遇で暮らす
人間の死を目の当たりにした
住人たちは、
それぞれの人生を思い返していく。
主人公ユリを馬場ふみかさん、
中条を東出昌大さん、
石田を倉悠貴さん、
宮地を笹野高史さんが演じます。
「WILL」
東出昌大さんが
狩猟をする姿を追った
ドキュメンタリー。
猟銃を手に山へと向かった
東出昌大さんが、
電気も水道もない場所で、
狩猟で獲った鹿やイノシシを
食べながら地元の人々と
触れ合う日々を記録。
なぜ俳優である東出昌大さんが
狩猟をしているのか、
そしてその経験は
彼に何をもたらしたのか。
BiSH、
クリープハイプ、
藤井風ら
さまざまなアーティストの
ドキュメンタリーを手がけてきた
映像作家・
エリザベス宮地が
監督を務めて描いた。
また、
ラップグループ
「MOROHA」が音楽を手がけ、
自身も出演。
心の根底に
混沌、矛盾、葛藤を抱える
東出昌大さんという
ひとりの人間の姿を、
MOROHAによる
渾身の言葉とともに映し出す。
劇場公開日:2024年2月16日
「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」
若松孝二監督が代表を務めた
若松プロダクションの
黎明期を描いた映画
「止められるか、俺たちを」の続編で、
若松監督が
名古屋に作ったミニシアター
「シネマスコーレ」を舞台に
描いた青春群像劇。
熱くなることが
カッコ悪いと思われるようになった
1980年代。
ビデオの普及によって
人々の映画館離れが進む中、
若松孝二は
そんな時代に逆行するように
名古屋にミニシアター
「シネマスコーレ」を立ち上げる。
支配人に抜てきされたのは、
結婚を機に
東京の文芸坐を辞めて
地元名古屋で
ビデオカメラのセールスマン
をしていた木全純治で、
木全は若松に振り回されながらも
持ち前の明るさで
経済的危機を乗り越えていく。
そんなシネマスコーレには、
金本法子、
井上淳一ら
映画に人生をジャックされた
若者たちが吸い寄せられてくる。
前作に続いて
井浦新さんが若松孝二を演じ、
木全役を東出昌大さん、
金本役を芋生悠さん、
井上役を杉田雷麟さんが務めます。
前作で脚本を担当した
井上淳一が監督・脚本を手がけ、
自身の経験をもとに撮りあげました。